現在、地域力(地域のアイデンティティー、特色)の大切さを説き、見直す動きがでています。これからは地域から発信することが、より求められてくるでしょう。
本展では、東北・北海道いわゆる「地方」といわれる土地で活躍している若手作家の活動をご紹介します。絵画、彫刻、陶、写真、インスタレーション・・・とその表現は多様に富み、私たちに驚きと感動を与えてくれるに違いありません。
雪に閉ざされる長い冬を持つ北日本で活動する作家の「いま」を知ることで、私たちの「これから」を描くきっかけとなる事を祈っています。
奥の若手道 N.E.Blood 21~東北・北海道の明日~展は、気仙沼にあるリアス・アーク美術館が行ってきた「N.E.Blood 21」が5周年を迎えたことを記念し、5年間で開催した25回の展覧会に出品した作家24名による、東北、北海道巡回展です。