タイトル等
生誕110年記念 凝視の眼 徳岡神泉
会場
笠岡市立竹喬美術館
会期
2006-06-10~2006-07-17
休催日
毎週月曜日
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般800(650)円 高校生500(350)円
市外の小中学生300(150)円
( )内は団体20名以上
前売は一般のみ700円
概要
このたび竹喬美術館では、徳岡神泉の生誕110年を記念して、神泉の画業の真価を探る特別展を開催します。
徳岡神泉(1896~1972)は生涯にわたり心の目で対象を凝視しつづけた画家です。彼は「対象と自己との間には、自己意識や俗塵などの雑念妄想が雲のように去来している。それらの俗念をはらいのけたとき、はじめて対象即自己となり、遂には自己もなく対象そのものもない世界に到達しうる。その境地が真に自分の求める世界だと信じた」と語っています。神泉の芸術は、この忘我の唯一絶対境を求める歩みであったといえます。
今回の展覧会では、この独自な制作姿勢により創造された代表的な作品を丁寧に検討して、狭義には福田平八郎や小野竹喬などとの比較により、広義には坂本繁二郎やマーク・ロスコなどとの比較により、世界の現代美術の流れにおいて、いかなる存在であったかを明らかにしたいと考えます。そのなかで、戦後の代表作に対して単に幽玄甘美という言葉をあたえるのではなく、「悉有仏性」と評し得る神泉芸術の宗教性を改めて考え直してみたいと思います。
神泉の類い希な凝視の眼によって捉えられた至純な世界を、多くの方々にご理解いただければ幸いです。
ホームページ
http://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
展覧会問合せ先
TEL 0865-63-3967 FAX 0865-63-4496
会場住所
〒714-0087
岡山県笠岡市六番町1-17
交通案内
山陽自動車道 笠岡I.C.から 15分

JR山陽本線 笠岡駅から
・タクシー 5分

・徒歩 25分

・笠岡駅前4番のりば
神島(こうのしま)循環 / 乗時(のりとき)行き / 美の浜(みのはま)行き
「市民会館・竹喬美術館前」下車すぐ
所用5分・150円
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
岡山県笠岡市六番町1-17
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