タイトル等
没後20年記念 宇治山哲平回顧展
会場
大分県立芸術会館
会期
2006-05-31~2006-06-18
休催日
月曜日(祝日の場合はその翌日)
開催時間
9:00~17:00(企画展開催中の金曜日は20:00まで)
観覧料
一般400円 高大生300円 小中生200円
概要
本県日田市に生まれた宇治山哲平(1916-1986本名:哲夫)は、はじめ木版画制作を通じて画名を高めますが、昭和14年の国画会展に初めて出品した油彩画が美術評論家・福島繁太郎の目にとまったのがきっかけで、以後、油絵を主体に制作するようになります。戦後は、簡潔な色や形を駆使した構成的な作風で静物や風景の秀作を次々に発表して画壇の注目を集め、さらに昭和28年から約7年間、奈良県天理にアトリエを構える頃から作品の抽象化はさらに進んで、石造レリーフのようなザラザラとした質感の画肌に砂丘や岩礁をイメージさせる形象を写し出すスタイルへと移行します。
昭和36年、新設となった大分県立芸術短期大学(当時)に教授として招かれると、この画肌に強烈な色彩による幾何学的形態を刻みつけた純粋抽象の世界をきり拓き、抽象画家として初めて毎日芸術賞を受賞し、また、日本芸術大賞の候補に挙げられるなどして評価を決定づけました。この間、九州国展を主宰して多くの若手画家を育成するとともに、県立芸術短期大学の第二代学長を務めるなど、地元の芸術文化の振興や美術教育にも大きく貢献しています。
今回の回顧展では、宇治山哲平没後20年を記念して、その画業の初期から最晩年に至るまでの歩みを代表的な作品や資料で振り返るとともに、「日本的抽象画」として今なお高い評価と幅広い人気を博す宇治山芸術の魅力の秘密に迫りたいと思います。
ホームページ
http://geijutukaikan-b.oita-ed.jp/
展覧会問合せ先
(代)TEL 097-552-0077 FAX 097-552-0080
会場住所
〒870-0152
大分県大分市牧緑町1-61
交通案内
●バス利用の場合
大分バス本社前
⑤番のりば 高城・鶴崎方面行「花津留」下車 徒歩10分
⑥番のりば 岩田循環「芸術会館入口」下車 徒歩3分

●JR日豊本線利用の場合 「牧駅」下車 徒歩5分

●タクシー利用の場合 JR大分駅 約10分
ホームページ
http://kyouiku.oita-ed.jp/geijutukaikan-b/
大分県大分市牧緑町1-61
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