北フランス在住の画家、越智博さんの東京では二度目となる帰国展。越智さんは、サロンドートンヌの大賞を初め、フランスで多くの賞を受賞し実力を認めらています。大胆な構図の中に細やかな叙情が織り込まれた画風は、フランスの美術評論家(ドミニク・シャペル氏)から「詩的リアリズム」と言う賛辞を与えられています。これまでは野外で風景画を制作することが多かった越智さんですが、数年前からアトリエで抽象画の制作に取り組む時間が増えているそうです。「過渡期にある」今回の作品展には、新旧の風景画と最新の抽象画約50点が出品されます。