タイトル等
ローランサン展
-麗しき乙女たちの世界-
会場
鎌倉大谷記念美術館
会期
2007-03-27~2007-06-16
休催日
日・月曜日(祝日開館)月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
開催時間
午前10時~午後4時
観覧料
大人800円・大高生500円・小中生300円
概要
グレー、ピンク、ブルー等の淡い色彩で、美しくもやさしい女性の世界を作り上げた、20世紀を代表するフランスの女流画家マリー・ローランサン(1883-1956)。バトー・ラヴォワール(洗濯船)で、後に巨匠とよばれるピカソ、ドラン、アンリ・ルソー等から様々な芸術的影響を受けながらも、あくまで女性らしい美を追及しました。中でも、詩人アポリネールとの運命的な出逢いは、彼女の作風に多大なる影響を与え、甘美な詩情溢れる独自の画風を確立しました。そして1920年代、二度の大戦、長い亡命生活や離婚等、人生の紆余曲折を経て、その時代極めて珍しい女流画家として、最も美しく花開いた円熟期を迎えました。
本展は、ローランサンの円熟期の油彩を中心に、水彩、初公開作品のエッチング、挿絵本等、多岐にわたる作品を、麗しい女性を描いた名品の数々とともに一堂に展示致します。

孤独や焦燥、絶望を経験しながらも、夢を抱きつつ自分のスタイルを貫いたローランサン。その生き方は、時代を越えて現代の私たちに、常に女性らしく、夢見る心を忘れぬよう訴えてくるような気がします。開館10周年を迎える春にふさわしく、大谷コレクションを中心に、関係各位のご協力を得て、ローランサン、キスリング、フジタ等による、麗しき乙女たちの甘美な世界をお楽しみください。
ホームページ
http://www.komam.co.jp*公開は終了しています
会場住所
〒248-0017
神奈川県鎌倉市佐助1-1-20
交通案内
JR横須賀線・江ノ島電鉄鎌倉駅西口より徒歩10分
神奈川県鎌倉市佐助1-1-20
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