平成18年秋、北陸線の長浜-敦賀間が直流化され、長浜駅舎も新装となり、鉄道をめぐる長浜の歴史文化に新たな一ページが加わります。駅舎や鉄道は、身近な交通手段として親しまれており、「列車の旅」は人々にさまざまな旅情を喚起させ、その周辺では、鉄道にゆかりの数々の文化が成熟してゆきました。この夏、長浜城歴史博物館では、これまでの長浜とその周辺の鉄道のあゆみについて、実際の歴史資料を展示して紹介すると共に、錦絵や引き札、時刻表、鉄道職員の制服、切符、そして鉄道模型など、さまざまな資料から、鉄道にまつわる歴史と文化についてわかりやすく解説してゆきます。