タイトル等
幻の棟方志功
~大原美術館、クラレ所蔵作品より~
会場
大丸ミュージアム・東京
会期
2006-10-05~2006-10-17
休催日
会期中無休
開催時間
午前10時~午後8時まで最終日は午後5時30分閉場(入場は閉場の30分前まで)
観覧料
一般800円、大高生600円、中学生以下無料
主催者
大原美術館、株式会社クラレ、毎日新聞社
概要
棟方志功は1903(明治36)年、青森県に生まれました。有名な「わだば、ゴッホになる」という言葉のとおり、ヴァン・ゴッホに憧れ、画家を志して上京。独学により画家の道を、後に転身して版画家の道をあゆみました。感情溢れるその版画世界は、柳宗悦ら日本民藝運動の指導者たちとの交流によって熟成され、やがて世界の「ムナカタ」として国内外から高い評価を得るに至りました。没後30年を迎えようとする今日も、「棟方版画」は日本近代版画の歴史の上に燦然と輝き続けています。
大原美術館の創設者として知られる事業家 大原孫三郎とその息子總一郎は、日本民藝運動の理解者であり、支援者でもありました。1936(昭和11)年、棟方は日本民藝運動の指導者のひとり、陶芸家 河井寛二郎の紹介で孫三郎と出会い、1938(昭和13)年には倉敷の大原邸を訪れ、總一郎との交流が始まりました。特に總一郎と棟方の関係は厚く、「美尼羅牟宏頌版画柵(びにろんしょうはんがさく)」「大原寿恵子歌集抄版画柵」などの版画作品がふたりの交流から誕生し、そして二人の交友の何よりの結果として1963(昭和38)年に、大原美術館内に棟方の代表作を網羅し公開展示する「棟方板画館」が大原美術館内に開設されました。
本展は、大原家とかかわりの深かったクラレ創業80周年を記念して、大原美術館の所蔵作品、大原家所蔵の襖絵や屏風、数々の貴重な肉筆画、またクラレ秘蔵の連作板画、など、初出品や未公開作品を含む約50点を一堂に集め、大原家と棟方の深い関わりを示すと共に、多数の初公開作品により、これまで公にされることのなかった幻の棟方志功の姿を紹介するものです。
ホームページ
http://www.daimaru.co.jp/
会場住所
〒100-6701
東京都千代田区丸ノ内1-9-1 大丸東京店10階
交通案内
東京駅・八重洲口中央から2分、大丸東京店12階
東京都千代田区丸ノ内1-9-1 大丸東京店10階
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