タイトル等
棟方志功の版画集
会場
徳島県立近代美術館
会期
2006-09-09~2006-10-09
休催日
毎週月曜日(阿波踊り期間中を除く)、ただし月曜日が祝日または振替休日に当たるときは、その翌日。
開催時間
9:30-17:00
観覧料
一般200(160)円/高・大生100(80)円/小・中生50(40)円
※( )内は団体(20名以上)の場合。
概要
棟方志功(1903-1975)は青森県の出身です。
1924年に画家を志して上京。はじめは油絵を描いていましたが、川上澄生の版画に刺激を受けて、木版画を始めました。
その後、柳宗悦、河井寛治郎、浜田庄司らの民芸運動の後援を受け、1938年〈善知鳥〉が新文展で版画として初めて特選を受賞します。
戦後には〈二菩薩釈迦十大弟子板画柵〉で1955年第3回サンパウロ・ビエンナーレのメタルヒカ・マタラッツォ賞、翌56年ヴェネツィア・ビエンナーレの国際版画大賞を受賞するなど国際的な評価を得ました。1970年には文化勲章を受賞しています。
今回紹介する版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉は、仏教の世界をテーマにすることが多い棟方が、キリスト教の12使徒を題材にした12点組の木版画です。
1953年の日展入選作で、56年のヴェネツィア・ビエンナーレにも出品しています。キリスト教を題材としているものの、宗教的な意味合いはなく、ただ人間の姿を作ったものです。棟方は自らの制作を「版画」ではなく「板画」と呼んでいますが、これは彼が板の元々ある性質を大切にしようとする気持ちを反映しているものです。この作品も、使徒の個々の名前はあとで付ければよいと考え、まずは板にまかせて制作されたものです。
ホームページ
http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/
展覧会問合せ先
088-668-1088
会場住所
〒770-8070
徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園
交通案内
[美術館周辺]

お車で国道55号からお越しの場合
徳島南環状道路を使うと便利です。
国道55号・大野橋の南、大野交差点から「徳島南環状道路」を西へ進んでください。「文化の森IC」から直接、公園内へ進入できます。
※ご注意 国道55号の「文化の森総合公園」案内標識は、大野橋の北詰にあります。(北詰で曲がった場合は、園瀬川の北岸ルートから到着することができます。)
「上八万・一宮方面から東向きの徳島南環状道路には、文化の森への出口がありません。また文化の森からは東向き路線のみ合流できます。」

JR徳島駅からバス利用

徳島市営バス 徳島市交通局(088-623-2154)
1. 徳島市営バス 3番のりば「文化の森」行き直通バスに乗車し18分、終点「文化の森」で下車。
2.徳島市営バス 3番のりば「しらさぎ台」行き、「一宮」行き、または「天の原(入田)」行きに乗車し16分、「園瀬橋」下車。徒歩約10分。
※平成23年9月末で、「市原」からのシャトルバスは廃止されました。

徳島バス(088-622-1811)
徳島バス 4番のりば「仁井田西」行き、または「佐那河内線 神山高校前」行きに乗車し16分、「園瀬橋」下車。徒歩約10分。

※JR文化の森駅からは、徒歩で約35分(2km程度)です。タクシー・バスの便はありませんので、ご注意ください。

[徳島阿波おどり空港・高速バス]

徳島阿波おどり空港から市内
連絡バス
徳島駅まで約30分。料金430円

高速バス
高速バスが各地から運行しています。
高松・松山・高知 | 関西 | 岡山・広島 | 名古屋 | 東京
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徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園
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