タイトル等
川瀬巴水展
大正・昭和の風景版画家
会場
ニューオータニ美術館
会期
2006-07-25~2006-09-03
休催日
月曜日
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般¥700 高・大生¥500 小・中生¥300
※前・後期共通券あります
宿泊者無料(20名以上の団体は¥100引き)
主催者
ニューオータニ美術館
概要
川瀬巴水(1883-1957)は、幼少の頃より絵に関心を寄せて油彩画や日本画を学び、27歳で鏑木清方に師事します。その後、同門の伊東深水の影響を受けて版画への関心を深めると、大正7(1918)年に処女作となる塩原3部作を発表します。
巴水が版画制作を始めようとした時期、版画制作の方法として、2つの大きな潮流がありました。ひとつは、明治30年代以降に生じた“創作版画”です。これは、画家が制作の全ての工程を自ら行なう、“自画・自刻・自摺”を主張するものです。それに対して、大正時代初期からは“新版画運動”が起こります。画家、彫師、摺師、版元が共同して版画を作り出すこの運動は、日本における伝統的な版画制作の工程を見直そうとするものでした。巴水は、“新版画運動”の一員として、処女作以来、約40年にわたり、風景版画を生み出します。日本各地の取材にもとづき、四季折々の風景を描き続けた巴水の作品は、見るものの心に郷愁や旅へのあこがれを誘います。
本展では、巴水作品のなかでも評価の高い関東大震災以前の作品を中心とする約150点を、Ⅰ大正期、Ⅱ震災から戦前、Ⅲ戦後から晩年の3部作に分けて前・後期で展観し、巴水の画業を振り返ります。情趣あふれる日本の風景をお楽しみください。

前期7月25日(火)~8月13日(日)/後期8月15日(火)~9月3日(日)
※前後期で大幅な展示替えを行います。
ホームページ
http://www.newotani.co.jp/museum
会場住所
〒102-8578
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート6F
交通案内
東京メトロ銀座線・丸の内線「赤坂見附」駅D出口より徒歩約4分
有楽町線・南北線・半蔵門線「永田町」駅7番出口より徒歩約5分
ホームページ
http://www.newotani.co.jp/group/museum
東京都千代田区紀尾井町4-1  ニューオータニガーデンコート6F
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