タイトル等
「イギリスの美しい本」展
会場
千葉市美術館
会期
2006-07-22~2006-08-27
休催日
第1月曜日(8月7日)
開催時間
月曜日~木曜日・日曜日10:00~18:00 金、土曜日10:00~20:00
(いずれも入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般800円(640円)、高校・大学生560円(450円)
*( )内は団体30人以上の料金
主催者
千葉市美術館、東京新聞
概要
イギリスにおける印刷技術の黎明は、ウィリアム・カクストン(1422?‐91)によって告げられました。グーテンベルクによって発明された印刷技術は、ほどなくこのカクストンにより本国に伝えられ、以後数百年にわたり、ヨーロッパ各地同様、多種多様な書物が印刷されました。とりわけ19世紀に入ってからの隆盛は目をみはるものがあります。ブレイクやターナーにより挿絵が手がけられ、子どものための絵本も次々に登場しました。多くの「美しい本」が世に出ており、それは社会の成熟と密接に関連した出来事でした。そうした背景のもと、19世紀末から20世紀初めにかけて興ったプライベート・プレスは、アーツ・アンド・クラフツ運動を牽引し、ついには「世界三大美書」(ケルムスコット・プレスの『チョーサー著作集』、ダヴズ・プレスの『欽定英訳聖書』、アシェンディーン・プレスの『ダンテ全集』)と謳われる美麗な書物を生み出すに至りました。
本展は、カクストンに始まるイギリスの美しい本の歴史を、「三大美書」に代表されるプライベート・プレスの仕事を経て現代まで、およそ130点でたどるものです。第一部では揺籃期から20世紀初めに至る書物の流れを、第二部ではイギリス国内で最も権威のある製本装丁家協会「デザイナー・ブックバインダーズ」の作品を紹介いたします。絶えることなく現代にまで受け継がれてきた技術と新たな創意、そして何よりも書物をのちの世に伝えた装丁家をはじめとする技術者の本に対する思いを感じとって頂ければ幸いです。
ホームページ
http://www.ccma-net.jp/
展覧会問合せ先
千葉市美術館 043-221-2311
会場住所
〒260-8733
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
交通案内
[JR千葉駅東口より]
■徒歩約15分
■千葉都市モノレール県庁前方面行「葭川(よしかわ)公園駅」下車 徒歩5分
■京成バス(バスのりば7)より大学病院行または南矢作行にて「中央3丁目」下車 徒歩2分
■JR千葉駅へは東京駅地下ホームから総武線快速千葉方面行で約42分

[京成千葉中央駅東口より]
■徒歩約10分

[東京方面より車では]
■京葉道路・東関東自動車道で宮野木ジャンクションから木更津方面へ、貝塚IC下車、国道51号を千葉市街方面へ約3km、広小路交差点近く

*地下に、区役所と共用の機械式駐車場があります。(無料)
車高155センチを超える車の駐車スペースが少ないため、お待ちいただくことがあります。
混雑時はご不便をおかけすることもありますので、公共交通機関でのご来館をお願いします。
ホームページ
https://www.ccma-net.jp
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
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