タイトル等
大正レトロ・昭和モダンポスター展
印刷と広告の文化史
会場
姫路市立美術館
会期
2007-02-10~2007-03-25
休催日
月曜日 (2/12を除く)、2/13、3/22
開催時間
午前10時~午後5時
(入場は午後4時30分まで)
観覧料
一般800(600)、大高500(400)、中小200(100)
※()内は前売り、20人以上の団体料金
主催者
姫路市立美術館
概要
現在、ポスターは広く芸術の一種として認められていますが、ポスターが何らかの事物を広く知らせるために製作されるものであり、かつその製作に印刷術が用いられていることを考慮するならば、従来の「ポスター=芸術作品」という見方だけで、ポスターの本質を十分理解することは難しいと思われます。特に、わが国のように外国製の多色石版による色鮮やかなポスターの物理的な流入と、広告という新しい概念の普及、そしてそれを支える印刷の技術革新が一度期に起こった国では、ポスターの実態把握を行うためには、より複眼的な視点や多角的アプローチが必要となるでしょう。このため、本展ではポスターに芸術的な価値があることを前提にしつつも会場を大きく2部門に分けています。まず、第1部の「印刷物としてのポスター」では、これまで顧みられることの少なかったポスターの制作方法や、その製作に用いられた「印刷」という技術の変遷、および印刷会社の役割に光を当てながら作品を紹介しています。そして、第2部の「広告物としてのポスター」では、第1部で解説した技術的な事項を押えながらも、ポスターがあくまでも「広告」としての目的を果たすべく製作されたものであり、そのためにさまざまな工夫が施されていたことを理解できるように作品を展示しています。
本展では、明治末から昭和戦前期にかけてわが国で製作されたポスター及びポスター用原画約160点と関連資料あわせて約200点が展示されています。これらを通して当時の国内に「ポスター文化」と呼ぶにふさわしいものが存在したこと、そしてポスターが文字通り英知の結晶であることを多くの方々に実感して頂けましたら幸いです。
ホームページ
http://www.city.himeji.hyogo.jp/art/
展覧会問合せ先
姫路市立美術館 Tel.079-222-2288
会場住所
〒670-0012
兵庫県姫路市本町68-25
交通案内
JR・山陽電車 姫路駅より、神姫バス ⑦または⑧乗り場から [3] [4] [5] [61] [62] [64] [81] [82] [84] [86] 乗車約8分、「姫山公園南・医療センター・美術館前」下車すぐ。
姫路駅より 徒歩約20分 (姫路城東隣)。
※美術館には駐車場がありませんので近隣の駐車場(有料)をご利用ください。
※上記路線バスのほか、姫路城ループバスも停車します (停留所は「美術館前」)
ホームページ
https://www.city.himeji.lg.jp/art/
兵庫県姫路市本町68-25
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