タイトル等
「光の水墨画-近藤浩一路の全貌」展
会場
練馬区立美術館
会期
2006-09-10~2006-10-15
休催日
月曜日(祝休日の時は、翌日)
開催時間
午前10時~午後6時(入館は、午後5時30分まで)
観覧料
一般=500円 高・大学生/65歳-74歳=300円 小・中学生/75歳以上=無料
(各種割引あり)
主催者
練馬区立美術館・読売新聞東京本社・美術館連絡協議会
概要
近藤浩一路(1884-1962)は、東京美術学校の西洋画科に学んで、はじめは洋画家としてスタートした。同級生には藤田嗣治や岡本太郎の父一平らがいた。卒業後、一平は朝日新聞の漫画記者となり、浩一路も大正初期から読売新聞に漫画や押絵を描き、二人は漫画にユーモアのきいた短文を付けた「漫画漫文」のスタイルで売り出した。夏目漱石の小説『坊ちゃん』や『吾輩は猫である』を漫画にしたことでも知られている。
漫画家として活動する一方、モノクロームによる描画への関心からか次第に水墨画への傾倒を深めた浩一路は、小川芋銭や川端龍子らの日本画研究団体「珊瑚会」に参加し、一風変ったその絵は、やがて横山大観にも認められて日本美術院の水墨画家として再出発することになった。
1922年(大正11)年、パリにいた藤田を頼ってのフランス旅行と帰国後の中国旅行が転機となって、浩一路は洋画的な光線表現を生かした水墨技法を編み出していった。深い陰影に満ちたその表現は、芥川龍之介から「少し肉の匂いのする」水墨画と評されている。
この展覧会は、生誕120年を機に浩一路が初期に描いた油彩や漫画作品から晩年までの水墨画の代表作を網羅し、交友し不断に刺激しあった同時代の画家たちの作品もあわせて紹介して浩一路芸術の全貌に迫る。(途中、展示替があります。)
ホームページ
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/
展覧会問合せ先
電話: 03-3577-1821
会場住所
〒176-0021
東京都練馬区貫井1-36-16
交通案内
【鉄道】
西武池袋線 「中村橋」駅 徒歩3分
※改札は1か所です。改札を左に出て、線路沿いの道を石神井公園駅方面に130メートル先の右側です。

都心からも意外に近い!
・池袋駅から 16分 (西武池袋線 各駅停車利用)
・渋谷駅から 約30分 (東京メトロ副都心線直通 急行利用)
・有楽町駅から 約40分 (東京メトロ有楽町線直通 各駅停車利用)
・六本木駅から 約40分 (都営大江戸線利用、練馬駅で乗換)

【バス】
関東バス 「中村橋」停留所より 徒歩5分
・阿佐ヶ谷駅北口~中村橋 【阿01】系統 終点
・荻窪駅北口~中村橋 【荻06】系統 終点
・荻窪駅北口~練馬駅 【荻07】系統 「中村橋」下車
ホームページ
https://www.neribun.or.jp/museum.html
東京都練馬区貫井1-36-16
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