タイトル等
竹久夢二展
金沢・湯涌温泉の恋
会場
高畠華宵大正ロマン館
会期
2006-04-01~2006-06-18
休催日
水・木曜日(5月3日・4日は開館)
開催時間
午前10時~午後5時
観覧料
一般(中学生以上)600円 小学生300円
身体障害者手帳をお持ちの方400円
団体(20名以上)400円 華宵会会員無料
主催者
高畠華宵大正ロマン館・華宵会
概要
このたび高畠華宵大正ロマン館では、高畠華宵没後40周年記念特別展として、華宵と同時代に活躍した大正ロマンを代表する画家・竹久夢二の展覧会を開催することとなりました。
高畠華宵と竹久夢二は、同じ瀬戸内出身であり、ほぼ同時代に同じ分野で活躍をした画家ですが、お互いの交流の痕跡は現在のところ見つかっていません。一見、共通点が多いと思われる華宵と夢二ですが、画風や生き方については、正反対の要素が多く見受けられ、この多様性が大正という時代の複雑さを物語っていると言えます。
今回の展覧会「金沢・湯涌温泉の恋 竹久夢二展」では、夢二の「愛」と「旅」がテーマです。サブタイトルにある金沢・湯涌温泉は、竹久夢二と関わりの深い地方です。数多い女性関係の中で、夢二が最も愛したと言われている笠井彦乃と旅をした思い出の土地が湯涌温泉であり、夢二の唯一の妻岸たまきは金沢出身であり、夢二式美人のモデルとして夢二に多くのインスピレーションを与えた佐々木カ子ヨ(通称:お葉)が夢二との別れの傷心旅行に訪れたのも金沢でした。展覧会では、夢二が描いた女性の変遷を彼の恋愛と絡め乍ら紹介します。またボヘミアンであった(彼は一所に定住することなく、各地を旅して自身の居場所を探し続けました)夢二の心情を、人物の背景描写や風景画や自画像、詩、書簡、日記などを通して探ります。さらに夢二のモダンな感性が溢れ出ている数々のデザインも併せて展示します。特別展示として、高畠華宵の美の世界を凝縮して展示し、夢二と華宵の相違点やそこから浮かび上がる時代性をご覧いただければと思います。
今回展示する夢二作品は、金沢・湯涌温泉にある美術館「金沢湯涌夢二館」の所蔵品から厳選したものです。四国では初めてとなる同館のコレクション展です。美しくも儚い大正ロマンの愛の世界をご覧いただければ幸甚に存じます。
ホームページ
http://www.kasho.org/
展覧会問合せ先
089-964-7077
会場住所
〒791-0222
愛媛県東温市下林丙654-1
交通案内
伊予鉄道横河原駅見奈良駅下車、タクシー5分。
JR予讃線松山駅下車、タクシー25分。
川内インターより車で7分。
ホームページ
http://www.kasho.org
愛媛県東温市下林丙654-1
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