タイトル等
眞下美佐男版画コレクションと新収蔵品展
会場
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
会期
2006-04-08~2006-05-28
休催日
月曜日
開催時間
午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 250円(150円)
20歳未満と学生 150円(100円)
( )内は20名以上の団体料金です。
65歳以上の方、高校生以下の方、障害者の方は無料です。
主催者
神奈川県立近代美術館
概要
神奈川県立近代美術館は、このたび、横浜在住の版画収集家として知られた眞下家から、約200点に及ぶ日本の現代版画の寄贈を受けました。その版画の主な傾向は2つに分けられます。
ひとつは、銅版画であり、もうひとつは、木口木版画であります。銅版画は、おもに小林ドンゲ(1927-)や斉藤カオル(1931-)、二見彰一(1937-)、坂東壮一(1937-)といったキャリアを積んだ人たちの作品です。女性をなまめかしく描き出した斉藤カオルのメゾティント、さらに約50点の作品で眞下コレクションの柱となっている二見彰一のエッチングなどは、銅版画部門の注目すべき作品となっています。二見彰一は、音楽のテーマを好んで取り上げ、青や茶の色調をうまく用いたアクアティントによって、二見ならではの抒情的な世界を創造しています。また、木版画の中でも木口木版画という技法の作品をまとめて集めたことも、眞下コレクションの大きな特色のひとつです。板目木版画と異なり、木の切り口である木口を彫って細かい描写を可能にしたのが木口木版画です。1977年に結成された木口木版画の作家グループ「鑿の会」で活躍した柄澤齋(1950-)、日和崎尊夫(1914-1992、山本進(1951-)、栗田政裕(1952-)、小林敬生(1944-)といった人たちの作品が収集されています。例えば柄澤齋による作品、とくに想像力を働かせて過去の芸術家の肖像を描いた肖像シリーズやミステリアスな雰囲気をたたえた「死と変容」のシリーズの中の作品は。木口木版画特有の硬質なイメージを見事に表しています。今展では、眞下コレクションによる銅版画と木口木版画の中から約65点を精選して、そのコレクションの真髄をお見せしたいと考えております。また、今展では、2005年度に購入、寄贈された新収蔵作品もあわせて紹介します。篠原有司男、西雅秋など11人の芸術家の作品を展示する予定でおります。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/
展覧会問合せ先
0467-22-7718
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
交通案内
■ 電車
JR横須賀線・江ノ島電鉄線 「鎌倉」駅下車、鶴岡八幡宮・北鎌倉方面へ徒歩約15分、または鎌倉駅東口2番のりばから 江ノ電バス(大船駅・上大岡駅・本郷台駅行き、約5分)で「八幡宮裏」下車徒歩2分

■ 車
横浜横須賀道路、朝比奈インターチェンジから 鎌倉霊園を経由して 鶴岡八幡宮前へ約5km

※駐車場はございません(障がい者用を除く)。障がい者用駐車スペースをご利用の方は、事前にご連絡ください。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
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